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〇【桑室防災日記】避難器具2024.04.05

京都市、宇治市、城陽市の防災でお困りの皆様こんにちは!
京都市宇治市城陽市
の消防設備点検・防災管理を中心に活動しています㈱桑室防災です。
当ブログでは、消防設備点検・工場に関する豆知識や作業内容の情報を随時発信していきます。
防災関連でお困りの方は、㈱桑室防災までお問い合わせ下さい。



こんにちは🌤️🌸

前の記事で避難器具を一部ご紹介致しましたので
今回は、豆知識をご紹介していきたいと思います。

最後までお付き合い下さい🧏🏼‍♀️




| 避難器具とは






避難器具とは、その名の通り火災が発生した際
逃げ遅れてしまった人々が素早く避難出来るように使用する器具です。

例えばマンションなど高さがある建物の高い階層から避難する場合
避難階段(非常階段)や避難通路ではどうしても時間がかかってしまったり
煙が充満して避難通路や非常口が通れなくなってしまいます。

この様な状況になってしまった時の為に
消防法では避難器具に対して設置基準を設けています。

前回の記事に検査として緩降機の写真を記載しています。参考としてお読み下さい。





| 避難器具の種類




避難器具にはいくつか種類があります。



|
避難ロープ

上端部を固定しつりさげたロープを使用し降下するもの。
使用者の加減で急激な降下ができてしまう為
他の器具に比べると使用するのが難しく
お年寄りや女性の方には十分に注意が必要な器具です。



| 避難はしご

金属や樹脂などでできたはしご状の器具です
様々な形があり吊り下げ式やハッチ格納式はコンパクトに
しまえるので多くの施設で利用されています。



| 滑り棒

垂直に固定した棒を滑り降りるものをいいます。
消防署で時折見かける上り棒のような器具です。
滑り降りる際スピードが出やすく、危険を伴う為設置可能な場所が限られています。



| 緩降機

ロープ状の器具で調速機が付いている為
自重でゆっくり降下が可能な器具です。
複数人用と一人用がありますが多くでは一人用が設置されています。



| 滑り台

直線状やらせん状の鋼板などでできた台の上を
滑り降りることができる避難器具です。
短時間で大人数の避難ができる為病院等を含め
全ての防火対象物に設置することが出来ます。



| 救助袋

あらかじめ窓などに救助袋の枠を固定し、
袋の内部を滑って避難する器具です。
使用の際にはスペースが必要となりますので
学校などに設置されています。



| 避難用タラップ

階段状のもので使用の際、手すりを用いるものをいいます。
踏み板(蹴上30㎝以下、踏面20㎝以上と規定)と手すりがある器具です。



| 避難橋

屋上などから他の建物に避難するための器具です。
所有者や敷地が異なる場合は所有者の許可や高さが同じなど
条件を整える必要がある為設置がしづらく
あまり設置されている建物は見かけません。





| 避難器具の点検




人の命を守る消防設備には、いざという時
故障や劣化で使えないということは絶対にあってはいけません。

その為、定期的な点検と報告が必要が法律で義務付けられています。
避難器具もまた、消防法が規定する法定検査である消防用設備等の点検の対象です。





| まとめ




火災が発生した時にできればその場に出くわしたくないですよね。
ですが、こういった避難器具がある事を知っているともしもの時に役に立つはずです。

少しでも多くの人に読んで豆知識等を知って頂ける様に
これからも随時更新していきますので宜しくお願い致します✨

最後までご覧頂きありがとうございました🧸💓





|
お困りの方へ




この記事を読んだけど…

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